いろいろな記録

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本を読む ハーバード流 キャリア・チェンジ術

読んだ本

ハーバード流 キャリア・チェンジ術

ハーバード流 キャリア・チェンジ術

 

読みたいと思ったきっかけ

会社に勤め、そこそこのキャリアを積み、ぼちぼち能力を認められて、さぁこれから!という時に酷い病気になる。そのような事が本当に起こりうるのが、無常である人生だ。

今まで積んできた積木が崩れ、以前と同じように積む事が出来なくなってしまった場合、病気になる前と同じキャリアパスを歩けるのか、また別のキャリアを積む必要があるのか、悩みや不安だけは日々積み上がる。

僕の人生とは無関係にkindleの半額セールは無常にも頻繁に行われており、この本についてはそこで見つけ、タイトルに惹かれて買ってみた。キャリアチェンジのワードは、転職とはまた違った響きがあり、今後生きていくのに何か役立って欲しい、そんな思いもあった。

まぁとにかく将来が不安なのです。

 

読んだ結果

まず、前提として、この本の著者は欧米の方であるため、日本のキャリアチェンジと大きく異なる前提で記載されている事を意識しなけらればならない。著者の国では転職は当たり前だし、社会人から大学院へ戻り、知識をアップデートしてからまた企業に戻る事ができる。

翻って…まぁいいや。この私こと読者は日本企業に属し、クビにならなければ勤め続けたいとの想いがある。ということで、事例についての教訓は、社内でのキャリアチェンジに使えないかと適宜読み換えることにした。

 

内容としては転職というより、自分の仕事や人生への付き合い方を見つめ直すための本。いくつかの事例から方法論を学ぶ必要があるが、方法論だけではダメで、泥臭く自己認識と向き合って行動していかなければならない。とされている。

本では自分のやりたい事を回り道してでも見出して行くような流れを良しとしており、自分のアイデンティティとは何だろねと、普通の転職テクニック情報本とはまた違ったテイストかな。

将来への変化は、自己のアイデンティティの変化が起こり、その中で変化の過程が苦しい、めっちゃ苦しい。生活も家族もある、その上で自分が本当にしたい事は何か、そして人生を見つめ直しましょう、そしてやっていくことだと。

 

最後に

で、どこらへんがハーバード流だったの…?という疑問は残りつつ、どう自分のキャリアを考えていくかというところに立ち返る。正直、書いてある事は理解したが、自分の中でどう活かして行くかが腑に落ちていない。

以前よりちょいちょい転職については本を読んだりしていたが、なかなか変化へのビジョンや踏ん切りがつかず、特にアクションを起こさないまま過ごしてきた。現在は仕事を長期で休んでおり、自分の体と仕事について長く不安を抱えながら過ごしている。

実例の中の「長期休暇で特に必要ない事を試して自分への認識を変えられる」部分は、自分に沁みる言葉になっていて、長期休暇中の自分の指針の一つにできるかな。ここを転機に、今までの仕事の延長線上にある道でなく、少し違った道を選んでみるのもいいかな。

と早く復帰して何かしらアクションを起こしたいなぁ。 職場復帰してからもう一度読み返したい。

 

以上